プロフィール

出張整体師・中村一弘(通称jonny)

店主:出張整体師・中村一弘(通称jonny)
大阪府枚方市在住。
生まれてほとんどをこの地で過ごし、終いには大阪府枚方市の御殿山駅前で整体院を開業してしまった、大阪特に御殿山大好き人間。

腰痛・肩こり・ストレス・疲労回復・寝違え・背中痛・骨盤修正・姿勢矯正何でもござれ。
優しく体に語り掛けるような施術で体のバランスを調整します。

人は幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになれる。

何故、整体がみんなを笑顔にするのかって?それは実際に当院の整体施術をご経験ください。百聞は一見にしかずですぞ。
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ブログ版・笑顔のススメ整体院/大阪府枚方市の出張整体師の本音
大阪府枚方市で小さな学習塾をしながら、笑顔をお届けするために出張整体師をしています。これを読むあなたに幸せと癒しの波動を送ります。
しつけに問答は無用
週末、家族そろっての夕食で、鳴り響く怒号。

はい、その日も私はかみなり親父です。

いつものことなのですが、長男は箸を持ちながら、もう一方の手で食べ物をつまんで口に入れる癖があります。
下の二人もそう言うことはしないのですが、長男はどうも無意識のうちに手が動いてしまうようです。

手がべたべたになってあまりにも見苦しいので、普段から注意をするのですが、本人が料理で手が汚れることに何の抵抗もないので治らない・・・。下の二人は、ソースがつけばティッシュで拭いているくらいなんですけどね。

こういう感性の違いも障害と関係あるのだろうか・・・あれば治らないな・・・

とりあえず、汚れるとか汚いとか言うことを言っても変わらないので、じゃあ左手は絶えず食器を手に持つように言っているのですが、熱かったりすると手に持てないので、そう言うときにその悪い?癖が
出てしまいます。

この日もそうでした。
熱くて持てないというので、じゃあ食器に手を添えておくように言いました。

言われたようにして食べていると、長男がポロリ・・・

「こんなしていても意味ないやん・・・」

私がその言葉を聞き逃すわけありません。

「お前は四の五の言わんと言われた通りにしていたら良いんじゃ!
お前がどれだけ、そうしろと言われているのか分かってるって言うんじゃ。
分かりもせんで偉そうなこというなら、外で食べろ。
猿は家で人間と飯を食わんでええんじゃ!

意味あるかないかを、お前の両の手の指の数にも足りん薄っぺらい人生の年数で判断しようとするな!何様のつもりや?

40年生きている人間が考えた上で言ってることじゃ!
素直に言われた通りにしてみろ!
それを何百回もやってもわからんのやったらその時初めてその意味を聞く資格があるんじゃ!
できもせんうちから偉そうに言うな!」

「しつけ」は漢字で「躾」、つまり美しい身のこなし、見ていて不快を感じさせない動きや生き方の事だ。
それは、理屈ではない。
その美しさとは理屈で感じるものではない。理屈で作り出すものではない。

体が覚えこむものなのだ。
だから、いちいちすることに理由を教える必要などない。
それよりも、意味も分からずに体が覚えてから、後々に経験を通じてその意味をじんわりと味わっていくことの方がそのありがたみが良く分かる。

理屈から覚えたものは、どれだけやっても思考が先行してしまう。
それでは自然な美しい動きしぐさにはなかなかなれない。

マナーや作法と言うものは、物心つくころから、何年もかけてそうやって親や周りの大人から仕込まれていくものだ。

そのためには、おかしな対等意識は要らない。
自分より年長の人や自分よりも作法を身に付けている人、「美」の感覚を身に付けている人の言葉を素直に聞く耳を持つことが全てだ。

最近の若者や子供にはそれがないのが見ていてうんざりだ。
親や学校の教師が彼らを甘やかせ過ぎた。
おかしなと言うか、勘違いの権利意識、人権意識を刷り込んでしまった。

私がきちんとした作法ができるわけではない。
貧乏で教養のない両親に育てられたのだから、決して上流社会に通用する身の振る舞いができるわけではない。

しかし、最低限の身の振る舞い、審美眼だけは伝えてもらったように感じている。
それは、自分より年長のお客様をずっと相手にしてきて思う事だ。

23で学習塾業界にはいり、ずっと年上の父母面談をこなしてきた。

整体を始めてからは、80半ばのお茶の先生や今は無くなったご主人がダイエーの創業者・中内氏やサントリーの当時の社長と友達と言う会社の社長だったと言うおばあちゃんが毎週のように予約を入れて、3階までふうふう言いながら上がってきてくれるが、私がまったくの無作法な人間でまったく美意識を持たずに、なんちゃっての和風の施術室を作っていたのであれば、そのような人達にもまったく相手にしてはもらえなかったであろう。

間違いなく、今在る私の立ち居振る舞いは、両親によって体に教え込まれたものなのだ。
私が物心つく前から、一日一日この日のために刷り込まれたものだと感じている。

当然、この私の頑固で融通の聞かない生き方もそうやって受け継いでしまったものだとも言えるのだけど・・・(笑、ただし、それは私なりにかっこよい生き方なのだからしょうがないのです・・・)

確かにそれで自分も嫌な思いつらい思いもしてきたけど、それは間違いなく財産。

多少、厳しいとは思うけど、この財産もやはり子供達に引き継いでいかねばならないと思っている。

それが済むまで、我が家には雷注意報が鳴り響くのだ。
私立の学校も大変だね
夕方、教室でパソコンのキーボードを叩いていると、人が上がってきた。

あれ、こんな時間に誰だ?
入会希望の生徒のお母さんだったら良いのにな・・・

と、そんな訳ない。

そこに立っていたのは、中年のおっさん。

「私、○○中学の××です。こちらの塾で小学生の方がいらっしゃれば、このパンフレットを・・・」

いや、うちは中学受験は一切させへん塾やから!

一刀両断。
話はそれまで。

「あ、そうですか。忙しいところ済みませんでした・・・」

おいおい、それで帰れば、下手な営業と一緒やろ?
お前らは、学校教育をサービスを提供する商売にしているのか?

なぜ、私が中学受験をさせないと言っているのか気にならないのか?自分たちの仕事を否定されているのだぞ。

なぜ、君達は20年前には予想も出来なかったような、塾への営業をしてまで、自分の学校をアピールしているのか、それをもっと伝えるつもりは無いのか?それでは、協力しようと言う気にもならんだろう?

それって相手への無関心ではないのか?
目の間の話し相手のことが気にならない、そんな奴が先生をやっている学校に行かせようなどと思う奴がいると思うのか?

そんなことだから、生徒を集めるのに苦労するのだよ。

少子化で、多くの私立学校が本性を現した。
それは、教育の名を借りた、人間の野生化だ。
エゴを刺激し、人を出し抜くために、人間として大切な、予想不可能な遊びの部分をカットした生活を子供たちに強要する。
遊びや余裕があると言っているところでも、予め決められたプログラムをするだけであり、そこにはハプニングは無い。

それに慣れた子供は、共同して獲物を捕まえて分け合うのではなく、人を出し抜いて獲物(良い進学先、条件?の良い仕事)を獲得するためだけに生きるようになる。

そんな人間を量産するしか出来ないシステムに、大切な子供を流し込むようなことは出来ない。

個人の希望を考えれば、エゴの肥大化した親や本人はそれを望むこともあるだろうが、社会のシステムを考えた時、私にはそれは出来ない。塾は個人へのサービスの提供の場であるから、顧客の希望するサービスをそのまま与えれば良いと言う考えもあるかもしれないが、塾も社会の一部である以上、その社会をおかしな方向へ進めて行くことに加担することは私には出来ない。

中学受験の存在を全否定はしない。
それを潜り抜けて、立派なリーダーが突然変異的に現れることがあるのも事実だろう。

しかし、それをおかしいと思える人間もそれなりの割合がいなければ社会はおかしくなる。



満点を取るための勉強法は単純です
もう定期テスト。
授業が終わって生徒に、
「調子はどう?そこそこいけそうやね」
と聞くと、
笑いながら、
「う〜ん、自信がない」

おや?
そこで、突っ込んで聞いていく。

どうも、100点満点のテストに対して、それに近い点を取る自信がないと言う意味らしい。

「いやいや、それはほとんどの人が自信ないわ。満点を目指すのは悪くないけど、別に満点を取らないとあかんもんでもないでしょう?テストで目指す点は自分の目標に必要と思う点プラスαで良いんよ。闇雲にそれ以上とっても意味ないでしょ?」

そんなんで良いの?というような顔をしているが、いまいち実感がない様子。

「それじゃ、○○さんの志望校は?」

「○○高校」
(実際にはここでは大阪の公立高校入試制度ついての込み入った話があるのですが割愛)

「それやったら、学校のテストの目安は65〜70点ってところやな。
最低レベルで60点は確保してれば何とかなるから、今回は60点を維持していこうか。それやったらちょっと自信あるやろ?」

微妙な顔つき・・・
そこで、何が不安かを聞くと、

「英語と数学は大丈夫やけど、他の3科目が・・・」

そうです、全部60点を超えないといけないと思っているのです。

「いやいや、そうちゃうねん。平均が60で良いねんで。」

はい、今どきの子供たちは平均というものが、実感を持って理解できていないのです・・・。

「たとえば、○○さんの場合は英語はちょっと頑張れば85点は取れるやろ?」

うなずいています。

「数学も今見ている限りでは、できるところをきちんと取れば80点は取れるよ」

ちょっと渋い顔ですが、うなずいています。

「そしたら、この二つの科目で45点の貯金があるわけ。それを3等分してみると15点ずつになるよね。だから60−15=45点。これが残り3科目の目標点やねんけど、これやったら何とかならん?」

ほっとしたような笑顔になりました。

問題は45点取るための勉強法。

実は公立の中学校での満点を取るための勉強法(方向性)は単純です。
試験範囲を全部覚えて、問題集も全部理解できるようになっていれば良い。

そして、問題なのが、50点しか取らなくて良い生徒も、100点を目指す勉強法をしていること。
そして100点を目指す勉強法をして、30点とか40点を取っているので、どんどんテスト勉強が憂鬱になってきます。
いつも労力の半分も成果がないのですから、達成感が全然ないのです。
でも、勉強慣れしていない人がそんなことしても、それは当たり前です。

60点を目指す人は60点を目指す勉強をしないと無駄だらけです。
無駄のない勉強をするから、次のステップにも勇気を持って踏み出せるというものです。

100点を目指す勉強法で、40点の生徒が50点を目指すときに、次はどうしたらいいのか?
途方にくれてしまいます。

これは、以前指導した生徒の卒業前の話から、意識するようになったのですが、偶然取った40点より、確信を持って取った30点の方が生徒にとっては自信になる、という事。
その生徒は入塾後も、得点は少しあがっただけだったのですが、意識がすっかり変わっていたのです。
「今までは、テスト時間中ちんぷんかんぷんで、とにかくテスト勉強で覚えたことを書いていたり記号を勘で答えて30点とってたけど、今はテストの問題に何が書いてるかが大体分かるねん。だから、テストを受けてるって感じがするから、同じ30点でもちょっと嬉しいねん。」

彼にはテスト前には問題指定をしていました。
プリントを渡して、これができたら、30点ゲット、これができればさらに10点。
80点以上ほしいならこのレベルの問題頑張れ。ただし、80点は狙わんのなら絶対にするなよ。見るのもあかん。
そんな感じで、自分なりに目標を決めて、そこまでの内容を彼なりに頑張った結果です。
後のテストでは50点を超えていたと記憶しています。


という分けで、60点を目指すというと、気分は楽なのですが、勉強の仕方が今まで通りだとしんどさが変わらないので、根本的には油断を生むだけになります。
同じやり方で範囲の最初から6割までの内容を一生懸命するのでもありません。

全体の中から、60点を取るのに必要な分、60点を取るには不要な分の色分けをしながら勉強をしなければいけません。
それには、それなりの慣れが必要です。

でも、それが分かると、学校の先生にも相談ができます。
また、塾でも先ほどの生徒に言ったようなアドバイスができます。
ただ、アドバイスを守らないと元も子もありませんけど・・・。

なかなか言われたとおりにできない生徒には、別の言い方をします。

○○さんなりの満点を取ろうよ。
つまり、自分がここだけはできるようになりたい。絶対に正解できるというところは間違えないようにすれば良い。
そのためにできる問題できない問題をはっきりさせておいてテストに臨もう。
できないと最初から分かっている問題はできなくてもいいから、できるはずのところに集中して全部正解しておいで。

それができたら、次のテストの時にはできるはずという問題の割合が今より増えるようにしていけば良い。

勉強(特にテスト勉強)とは全部できるようになるためにするものではない。
自分に必要なことができるようになるためのものだ。

そのためには、できるべきものとしなくていいもの、勇気を出して切り捨てるものを選別しなくてはいけない。

その選別の練習も学校の勉強の意味にあってもいいのではないだろうか?
とにかく、満点に近づくことをよしとする、今の保護者の意識、教師の意識、既存の塾の方針、社会の意味のないニーズ。
そう言うものを一度、見直さないといけない。

一人一人の生徒の適性、興味、希望、能力に応じた得点があれば良い。
勉強の過程でそれらはどんどん変わって良くかもしれないけど、それに柔軟に対応して応えていく環境があればそれで良い。

とにかく満点などという考えはクソ喰らえだ。

注)こういう考えだけで、やっていると下手をすると子供は楽な方へと流れていくことがあります。特に将来の夢を持っていない生徒、親が物質的なことにしか興味を持たなかったり、なんでもお金で計ろうとする家庭に育った生徒です。子供や自分の可能性を低く見積もっている家庭の生徒にもそうなる傾向は強いと思われます。

そういう生徒に対しては、勉強よりも何よりも生きがい、特に自己満足でも良いやんと思えるような生きがいについて考える機会をもてるようにしてあげるのが良いと思っています。生きがいが見つかるとそれに伴って目標も出てきます。

いじめの兆候・担任の対応
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月曜日、長男が学校から帰ってくると、ボソリと言った。

「今日は、悲しいことがあってん・・・」

何かを聞くと、叱られると思ったのかぼそぼそとしゃべる。

よく聞くと、筆箱が3時間目と4時間目の間に無くなったと言うのだ。

普段からものを無くすと厳しく叱る私なので、長男はなくしたことを叱られると思ったようで、かなりバツが悪そうにしている。

しかし、この日の私は叱らない。
ピンと来るものがあるからだ。

嫁は、また長男がボーっとしていて無くしたんだろうと言うのだが、絶対に違うと思ったので、学校をくまなく探しに行くように長男に言った。

そしてその時に、きちんと担任にそう言われた旨を伝えて手伝ってもらうようにするように言いつけた。

すると嫁が長男と一緒に学校に行って30分ほどして返って来た。

筆箱は見つからない。
しかも、担任には話をせずに返って来たと言うのだ。

この担任、長男が筆箱がなくなったことを、4時間目に伝えているのに、何もせずに次の日に探しましょうと言って話を流そうとしたのだ。

しかし、明日では遅いと私は思っていた。
もし、取ったやつが家にもって帰って処分していたら永久に出てこないじゃないか。

そこでもう一度長男を連れて学校に向かった。

教頭が校門近くにいたので、事のいきさつを説明し教室などを探した。

この教頭もたいがい当てに出来ない。
この学校はどうなっているのかと思うくらいに教員の対応が遅くしかもいい加減だ。

長男は嫁と全部見たと言うが絶対に見落としがあるはずだ。

私はいじめっ子では無かったが、いたずらっ子だったからこう言う嫌がらせをする奴の目線で隠せそうなところを探す事など訳ない。

教室を探して5分。
黒板の前の机の中にあった。

しかし、この担任、職務怠慢ではないか?

話をきちんと聞いていたら、誰かが長男の机から持っていかない限りは、無くなり様の無い状態だ。
つまり、犯人が必ずいるはずだから、その場で探さないと証拠隠滅される恐れがある。
たまたま今回は教室に隠していたから良いものの、もって帰られていたら、絶対に出てこなかったことだろう。

もしかすると、犯人が出てくると更なるいじめの対象が生まれる事に対する配慮なのかもしれないが、このままではやりたい放題、やったもん勝ちでやられたものはやられっぱなしではないか。

犯人がわかったなら、分かったなりの指導とフォローをするのが担任の仕事だ。

そして、犯人が判らなくても、クラス全員で見つかるまで探すくらいのことはさせるべきだ。

それは、そう言うつまらないいたずらで他の人に迷惑をかける事をきちんと教える事にもなるし、また同じようなとばっちりを受けたくない人の目が光るようになれば、いたずらを抑止することもできるようになる。

見てみぬ振りは、結局自分がそんなのだと言うことを教えるチャンスでもある。

学力低下がどうのいってる場合じゃない、学校はもっと人間として上等な振る舞いのできる人間を作る場にならないといけない。

問題を先延ばしにする教師には退場願いたいものだ。

教師と言う職業が大変なのは分かっている。
私の3倍以上働いていることも知っている。
だからと言って、同情はしない。
それを分かってその現場に飛び込んだ人たちなのだ。
それができないなら、学校から去るべきである。
教師が学校から一人もいなくなっても構わない。
いい加減な人間教育しか出来ないのなら、いない方がましなのだ。


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入会面談
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今日は学習塾の入会希望者の面談があった。

話を聞いていくと、その生徒のお兄さんがこの塾の生徒の同級生だったり、この塾の生徒のお隣が住まいだったりして、かなり以前からうちの教室のことは知っていた様子。

知っていながらも、他所のバリバリの進学塾に上の二人は通わせていて、その本人も今年の途中まではそこに通わせていたようで、正直言ってうちの教室などは眼中に無かったというのが本音のようだ。

ところがその生徒が親の言うことを聞かなくなった。
親がやきもきしているところに、うちに通う生徒からこの教室の事を聞いてきてみても良いかな?と少し思ったりしたらしい。

そして、そのお母さんが来塾されたのだが、一通りしを聞いて私が言った言葉。
「うちは、以前通われていた塾と違って一切生徒には勉強しろとは言いません!」

一瞬、お母さんの眼が泳ぐ・・・

「ただ、私が生徒に言うのは、自分がやった分しか受け取ることはできないよ、ということです。目標がある人ならどれだけやればいいのかははっきり自覚できるはずです。それが、人によってはもっとやらないといけないと言う意味にもなりますし、もう何もしなくても良い、という意味にもなりますが、それは本人が決めて受け入れることです。無目的にちょっとでも上へということはうちにはありません。」

少し、お母さんが要領を得たような顔になった。

「こちらでは本人が右向いている時に、左にあるものの話はしません。そして、無理やり左を向かせることもしません。生徒自身が左を向こうとした時に、左にあるもののことを精一杯話をさせていただきます。その時に死ぬほど勉強をしたいといわれるなら、そのお付き合いは死ぬ気でさせていただきます。分からないところがあるならいくらでも説明しますが、分かる気がない時には何も説明しません」

自分の子供の性格やらと照らし合わせながら、何となくこの塾での生徒の様子がイメージできてきたのだろう。話を聞く目が少し変わった。

私は更に畳み掛ける。

「私は、成績が落ちても生徒に叱咤激励することもありません。成績が横ばいなら、それは新しいところは今までと同じ分だけでも頑張ったんだと評価します。また、本人の努力不足で成績が落ちたとしてもそれについて本人が納得しているなら、それ以上はそのことについては話しません。」

「そんな成績がどうとか言うことよりも、本人が将来どう言う希望をもっているかの方が大切です。それに近づいていけるようなお話を少しでもしたいと思っています。それによって努力の出し惜しみをしなくなれば、結果的に必要な勉強もしっかりできるはずだからです。ちなみに中卒でも構わないと私は思っています。」

なんだか、お母さんにとってはカルチャーショックだったようだが、何だか乗り気になってこられている・・・。

できるだけ、この塾には期待しないでね、というつもりではっきりと物を言うのだが、言えば言うほど期待される方がいる。
不思議だ。

後、つらつらと説明をして、最後に質問が来た。

「何故整体を始められたのですか?塾と整体は何か関係があるのですか?」

これを手短に説明するのは私の表現力と思考力では少し難しい。
この辺りは結構混乱していたりもするので、人によって少しずつ説明が変わったりもしている・・・。

まず、生徒に自分が今年になって整体師となり、空き時間に仕事を始めた理由。
もともと格闘技をしていた関係で、人の身体には興味があること、そして、見様見真似でまっさーじをしたりしていたのが結構楽しかったことを挙げた。
そして、勉強は社会人になってからも続けるものであること、そして、何歳からでも自分の望むことをすることは可能であること。仕事は一つだけしかできないわけではないことなどを、生徒の目の前で示すことで、人生の多様性を生徒に示したかった。
将来の仕事を決めることが非常に重いもののように感じているのか、なかなか将来が見えない子供がいる。
そんな子供にとっては、あれもやりこれもやり、途中で方向転換もしまくる私の人生は、やり直しはいつでも可能、思いついたものから一生懸命やって見ればよい、というメッセージとなってくれれば、もっと人生に積極的になってもらえるのではないかという気持ちがある。

整体と塾の関係は私の中では不可分なことだ。

塾を始めた理由が元々子供達が自己実現をしていくことで笑顔いっぱいの人生を送れるようになること。決して、学歴や収入では計れない幸せに対する価値観を持ってもらえるようになってもらい、本当に幸せを感じて生きてもらえる為のお手伝いをするのが、この教室の使命であり私のライフワークとも言える。
だから、中卒でも良いとはっきり言う。
お笑い芸人になりたい人にはそのために参考になるものを集めたりもする。
何故か演劇関係の生徒が多くてそちらの方も、大昔にプロ劇団のオーディション(と言っても体力検査と簡単なリズム検査に面接だけだが)を合格した時の話をしたり、その劇団の待遇の話をしたりして、演劇人として生きることの厳しさを伝えたりもした。そして、そのことを元に、役者ではない形で演劇に携わる道を選ぶもの、セミプロとして劇団運営に携わるもの、本気で役者を目指し芸大に進学をするものが出たりもした。
ストリートミュージシャンで150名の聴衆を枚方で集めた生徒もいる。

あんまり勉強とは関係ないが、みんな私の自慢の生徒達だ。
少しでも彼らの可能性を認め応援ができたことが私の誇りだ。

話が逸れた。

私の目的はあくまで明るい未来を予感する笑顔をたくさん作ることなのだ。

教室では確かに笑顔になれる生徒もいる。
それでいいと思っていた。

しかし、面談に来る保護者の方の中には渋い顔をして毎日を過ごしている方が少なくなかった。

いくら生徒が明るい顔をして帰っても、家では暗い顔、渋い顔の大人がいる。
これでは、結局子供の顔まで暗くなってしまう。
一番落ち着くべき家庭で子供は明るい未来を夢見ることができないではないか。
そこで私は思った。

子供を育てる大人の顔も笑顔にしよう。
そのためには、大人の身体を癒していこう。
身体が癒されれば心も穏やかになる。
そうなれば、家でも明るい顔の時間が増えるじゃないか。

暗い顔の子供がいたとしても、両親の顔がいつも明るかったら、そのうち子供も明るくなるさ。
そう思ったら、やるしかなかった。

そして今、私は「教える整体師」としての第一歩を歩み始めた。

そんなことを、何の疑いもせずにかたる私を見ていて、お母さんがどのように思われたかは分からない。

もしかすると、次にお目にかかることは無いかもしれない。
しかし、そうなったらそれはそれでいいのだ。
自分の気持ちに嘘をつくことなく、今日も生きることができたのだから、そのことに誇りを持って生きることができる。

毎月2万円ちょっとの定収が消えるのは痛いけどね・・・

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がんばれ、息子よ!
うちの長男は軽度の広汎性発達障害を持っている。
自閉症スペクトラムなどと言われる小難しい言葉で定義される、脳の機能の一部が上手く作動しない為に、社会生活を営む上で若干支障が出てくる障害。
うちの長男のはその中での高機能自閉症と呼ばれる奴だ。
高機能と入っても他の人に比べて機能が優れているわけではない。
典型的な自閉症の人に比べると、知能が高く、人とのコミュニケーションも比較的スムーズにこなせると言う意味でしかない。
長男は恐らく、そう言うことに疎い人が見ても、まったく気付かれることは無いだろうと言うレベルの障害ではあるが、それだけに、余計にたちが悪い。
周りが彼に障害があることを理解できない為に、どうしても行き違いが起こってしまうからだ。結果として、彼は健常者として変人、低能者のようなレッテルを貼られてしまう。
彼のような障害に対する理解が深まれば、それ相応の対応がなされて、お互いにストレスの少ない接し方もあるのだろうけど・・・
しかし、そう言うことを社会に要求しても恐らくは今の社会ではあまり期待はできそうに無い・・・
だから、彼に健常者との接し方を学ばせるしかないのだが、これが結構難しいな〜。
さて、何処から手をつけていこうか・・・と言う感じでもある。

話が、それた。
そんなことを言いたかったのではなかった。
今日は、そう言う彼にグローブを誕生日プレゼントで渡したので、それを使ってキャッチボールの練習をしたのだ。

彼の持つ障害の中に協調運動が苦手と言うのがある。
協調運動?何だそれ?
私も知らなかったことだ。
どうも、手足の動きがイメージどおりにスムーズに動かすのが苦手らしい。
彼には見よう見真似で何かをすると言うのが、とても難しい。
特に手足の動きが連動するものが上手くいかない。
例えば、竹馬、自転車、縄跳び、けんけん、コマ回し、鉄棒、水泳、ボール投げ、ボール受け、拳法で突きをするのも上手くできない。
しかし、虫取りの網捌きだけは最初から大人顔負けの技術だった。

そんな彼も、幼稚園の時には竹馬、コマ回しは努力を繰り返して人並みにできるようになった。できるようになった時の喜びの顔は今でもよく覚えている。
そして、補助輪なしの自転車も何度もこけそうになりながら、近所の人にからかわれながらでも最後には乗れるようになった。
水泳はまだまだだが、拳法も大分それらしいカッコになってきた。
鉄棒も前回りはできるようになった。

彼は何をするのも人の3倍の努力が必要だが、それを彼は自覚した上で今までやり遂げてきた自慢の息子でもある。

おっと、親ばかになってしまった。

で、今日はキャッチボールなのだが、やっぱりこれまただめだめ・・・。

受け取る手本を見せて同じ動作をさせても、まったく違うことになる。
手取り足取り動きを教える。
右手の動き、左手の動き、それらを合わせた動き。
上半身の動き、脚の動き、全体の動き、と全て分解して一つ一つを身に付けさせていかないと自分で上手く一連の流れができない。

ボールを投げる時もそうだった・・・
最初は投げる手と、踏み出す足が一緒だった。
空手の順突きやないぞ・・・

グローブでボールを取ろうとしても、全部ボールをはじいてしまう。
掴むと言うことが上手くできない。
もう一方の手を添えることができない。
それを意識すると何故か、片足が上がってしまう・・・

あれもこれも言ってもできないので、とにかくボールの飛んでくるところへグローブを移動させることだけを練習した。

どうも距離感がつかめないらしい。
やまなりのボールの軌道に上手く合わせることができない・・・。

今はまだまだ、ないないづくめ。
さてこれから、どうやっていこうか・・・
一つずつパズルを合わせていくようにして、一連の動作を完成させる。
彼の努力の対象が一つ見つかった。

これができるようになった時、私はまた一つ感動をするのだろう。


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しなやかに生きたい
私はかなりの天邪鬼なようで、何か耳に入ってくると大抵はそれと反対のことを思い浮かべます。

ですから、人の意見を聞くと、自分の本意と関係無しにその反対のことを考えてしまうのです。
別にその人の意見を否定したいわけではないのですが、ぽんっとそう言うアイデアが浮かんでくるのです。

また、人の行いや意見を評価・批評するのも同様に半自動的に行う癖があります。

そう言う癖のために、結構議論が起こりやすく、多くはその議論を楽しんでいるのですが、時には人の心に土足で踏み入ることになってしまい、失敗することもしばしばあります。

先日もミクシィでやってしまいました。

いかんなぁ〜

と思いながら、自分の心の動きをできるだけモニターして、相手を評価する思考を避けるように気をつけているのですが、仕事柄でしょうか・・・(学習塾の仕事)
気が付くとそう言う論調になりがちです。

最近の英語の教材の中で、
「自分が正しくあるべきだと思うことは、相手の人が間違っていると暗に言っていることだ」みたいな言葉がありました。

その意味を生徒に説明していて、これって自分がしていることじゃないかな〜

そして、昨日、古本屋さんをうろうろしていると、「強く生きる」みたいな言葉に出会いました。
するといつもの癖が・・・
「しなやかに生きたい」。

???
そうだ、しなやかに生きたいんだ。
ぶつかってくるものがあっても、まともに受け止めて摩擦を起こすのではなく、ましてや自分から相手にまともにぶつかっていく訳でもない。

柳の枝のように、当たるものを受け流し、それでいて、流されっぱなしでなく、元のポジションに戻ってくる。
そう言うしなやかさが自分には欠けている。

相手が間違っていても良いじゃない。
自分が間違っていても良いじゃない。

相手の言うことにいちいち反応することも無い。

笑顔で楽しく、でも筋は通して生きていく。
そんなスタイルを確立していきたい。

天邪鬼な癖から見つけた、楽しそうな生き方。

少しずつで構わないから、そう言う時間を増やしていこう。

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